2008年3月4日火曜日

修二会こぼれ話⑫~すごい迫力!間近で見るお松明~



念願の舞台の上でのお松明見学☆

とうとう見れました!

もうもうすごい迫力!


登廊から舞台に上がると、まず北の回廊でお松明をひときわ大きく
天空に突き出します。
勇壮華麗に火の粉が舞い散ります。




欄干をころがし、舞台を走る!



欄干に舞い落ちた火の粉は
竹箒ですぐ払われます。

舞台の上での見学は18:00までに上に上がっていないと見れません。
18:00以降はロープが張られてそこから出ることもできなくなります。
10本のお松明を最後まで見ないで堂内へ入って
練行衆が入って来られる様子を見ていたり。

お松明の後・・・。
まだほんのりと先ほどのざわめきが残っているよう・・・。

でも初夜の声明が始まると外陣に残る人達もほんの少しに。
心地よい声明のリズムに乗って、
心は夢かまぼろしの世界に迷い込んだよう。
本当に不思議な世界☆二月堂。




3月3日は新入のお一人、佐保山さんが時導師(声明の先導役)を
勤められます。
どことなく初々しい声で一生懸命詠まれたお声明。
ひたむきな気持ちがものすごく伝わってきました。

そして、4日の初夜声明の時導師は筒井さんです。
今晩も駆けつけなくては!

小さなホテル奈良倶楽部