2008年7月25日金曜日

擂茶と台湾茶のお店「おっちゃっちゃ」

餅飯殿センター街の「朱鳥(あけみとり)」
奈良らしい手ぬぐいを求めて出かけた帰りに、

同じセンター街の『夢キューブ』の中にある
擂茶(れいちゃ)と台湾茶のお店「おっちゃっちゃ」さんへ。

夏の定番メニュー”擂茶氷”をいただいてようやくすっきり☆



擂茶氷は350円~。くるみ餅入りや、あすかルビーの苺みるく氷もあって
真夏の奈良の街を歩き疲れた身体を瞬時にリフレッシュ!

さっぱりとしたほのかな甘さがとっても美味しい!!




ところで、聞きなれない擂茶(れいちゃ)って何なんでしょうか?

以下、「おっちゃっちゃ」さんのサイトからの引用ですが・・・

中国三国時代から伝わると言われるお豆や雑穀・茶葉を粉にしたもので
客家(はっか)という民族の、昔々からおもてなしに使われたお茶です。

離れて暮らす親族が集まるときに、ひとりひとりが穀類を持ち寄り、
それを1つの大きなすり鉢に入れて、
お互いの近況報告をしながらゴリゴリすりつぶす。
油が浮くまですりつぶしたそのペーストをお茶で割ったものが擂茶です。

堅い豆や米を滑らかになるまで擂りつぶすにはかなりの労力と時間を要します。
そんなに長い時間お茶を入れるために時間を費やすことが
最高のおもてなしの証しとされています。

擂る(する)と書いて擂茶(れいちゃ)

離れた相手を想い、選ばれた材料。
再会を喜びながら、心を込めていれられたお茶。

相手を思う温かい気持ちが作り上げた擂茶です。
身体にも心にも優しいです。


 擂茶に入っている成分
(大豆、黒豆、緑豆、杏仁粒、粟、はと麦、緑茶、黒ゴマ、青えんどう豆、白鳳豆、黒目豆、とうあずき、紅小麦、からす麦、花豆、白ゴマ、ひよこ豆、黒米、高きび、山芋、おにばすの実、そば)がガラスの瓶に。

「おっちゃっちゃ」

住所:奈良市餅飯殿町12番地 夢キューブ1F
tel:0742-26-5506
営業時間:11:00~19:00(変動あり)
定休日:木曜日

おっちゃっちゃの店主さんのブログはこちら
(ちなみにブログの中のこのページに、昨年5月に開催した私の個展の様子をアップしてくださってます。)

『夢キューブ』とは・・・

かつては奈良一の繁華街だった「もちいどのセンター街」に、
かつての賑わいを取り戻そうと企画されたもので、
廃業したパチンコ店跡地を商店街が買い取り、
若い起業家のための箱形店舗に再生させたものであります。

出店希望者を募り、選考の結果、
20~30代を中心とした10人の経営者が選ばれ
2007年4月にオープンしました。

他にも気になるお店がいっぱいありますよ

小さなホテル奈良倶楽部