2009年1月31日土曜日

お寿司屋さんといえば、ここ☆「すし一」

我が家では「すし一」です。
私が子供の時から親に連れて行ってもらっていた所。
そして我が家の子供達も帰省の折には「すし一に行こう」とリクエスト。

ここはメニューに値段が書いてなくて一皿がいくらかはわかりませんが
 とにかく安いと思います。
ネタも大きく新鮮、とっても美味しいのです。
だから食べ盛りの子供たちと一緒の時はいつもここでした。

夫婦二人暮しになってからは、握りよりもお酒のあてに
こうしたものを
注文するのでやっぱり予算の心配しないでいただけるからこちらに^^

この日いただいたのは
カワハギの薄造りに関サバのお造り。

握りの方は・・・ トロ
 平目の縁側とウニ
      青柳
         貝柱
その他にもアワビやとり貝など二人で9皿。
お酒も結構いただいて二人で7000円というお値段でした。

店内は決して綺麗ではないし、混み合ってる時はゴチャゴチャうるさいし
店内禁煙でもないので、パーフェクトにお奨め~!ではないのですが
奈良では私、ここ以外のお寿司屋さんに行ったことがないというお店です。

場所はJR奈良駅の近所(徒歩10分くらい?)
この日の帰りは歩いて帰りました。
途中に東向き北商店街の「カフェワカクサ」に寄ってお茶して
そして「らんる」さんの所で
鹿に遭って・・・
慣れれば歩きも楽しいものです。

「すし一」

住所:奈良市杉ケ町12-4西田ビル1F
tel:0742-22-3080
営業時間:11:30~21:00
定休日:水曜日
駐車場: お店の隣に有り
HPはないのですが、こちらに地図が載ってます。

小さなホテル奈良倶楽部

2009年1月30日金曜日

神戸へ「白洲次郎 白洲正子展」と帽子デビュー


神戸大丸で開催中の「白洲次郎と白洲正子」展

骨董の目利きとしても名高い白洲正子。
彼女の美意識で収集した骨董はどれも筋が通っていて華がある。

数年前にMIHOミュージアムで観た「白洲正子」展で受けた感動を
じんわり思い出し、今回も神戸まで足を運びました。

MIHOでは白洲正子の愛用していた骨董など好みのモノの展示を通して
彼女の暮らしの中に息づく美の世界を味わうことができたのでした。
今回は、それほどの大きな規模ではなかったのですが
二人のそれぞれの生き方と流儀に迫った展示内容が大変わかりやすく
佳品と呼べる展覧会であったと思います。

白洲正子の美の好みの方は、暮らしまわりのものよりも
かなり歴史的な古美術品に重きをおいていたような印象でしたが
(ここでも二月堂焼経が!←金沢の「杉本博司展」でもあったけど)
やはり一人の目利きの「意思」のフィルターを通して選ばれたものには
ひとつの「美の本質」が貫かれているのですね。心地いいものでした。
(それが「好み」というものだし、私は彼女の「好み」が好きなのですが)

かたや、白洲次郎。
「葬式無用、戒名不用」という、わずか2行の遺言書。
あまりに有名なこれは彼の遺言書だったんですね。
プリンシプルという「筋を通す」ことに拘った
ダンディでお洒落でカッコイイ人生。
いま白洲次郎ブームとも言われているけれど、わかるような気がする。
こんなに一本筋の通った人、そういないものね。

デパートの中のミュージアムでの開催だからか
二人の人気の高さからなのか、平日でもすごい人出の展覧会でした。

・・・・・・・

お洒落で格好いいダンディズムに刺激を受けたわけではないのですが。
神戸大丸を出てから、カッコイイ帽子屋さんに行きました。


「ラ・コッポラ・ストルタ」

生地はすべてイタリア製、縫製はシチリアの工場で手作りで。
帽子のスタイルはハンチングとキャスケットの2種類だけ。

コッポラはもともとシチリアで生まれた帽子の総称。
庶民の帽子として愛されてきたコッポラは、
アメリカに移民したシチリア人とともに海を渡って行き
イタリアン・マフィアとしてその名を広め
コッポラも『マフィアの被る帽子』というイメージに。
コッポラは少し斜めに被るのがマフィア風。
伝統ある帽子を伝統ある"粋"な被り方で...。

という訳で、粋な被り方をして友人と二人で記念撮影。
撮影した写真をお店のブログに掲載OKだと割引き有りなのです^^
ふふ、どこかに掲載されてますので。

・・・・・・・・

この日のお昼は 

          
美味しい中華粥のお店「杏杏」へ。

白洲次郎も正子も粋人だったけど、神戸の街も粋でハイセンス。
この日は少しだけ粋なエッセンスを楽しんだ一日。

3月20日より、近鉄奈良駅と阪神三宮駅が一直線に繋がって
もっと神戸が身近になるのですね。楽しみ楽しみ♪

ハイカラ神戸と、ずっしり歴史の面影残る奈良。
それぞれ違った街の魅力を味わいに行ったり来たり楽しみたいですね。

小さなホテル奈良倶楽部

2009年1月29日木曜日

京都へ「祇園 又吉」

先日のことです。
京都在住の素敵なお二人の方から、友人と私の4人で
美味しいものをいただきながら楽しくお喋りしましょうという
お誘いをいただきました。

私以外の3人さんはいわゆる団塊の世代の方達。趣味も知識も幅広く
いつまでも若々しい好奇心と前向きな気持ちを持った方達。
初対面ではないけれど、親しい時間を過ごすのはこの日が初めてだから
お会いするまで私はちょっと緊張気味でした・・・。

でもでも私の小さな緊張はまったくの杞憂に。
洒落た話題にユーモアとエスプリがピリッと利いた会話が
楽しくてたまらない。心の底から楽しんだひとときでした。

こういう風に打解けて、親しい気持ちを表せたのも
美味しいお料理の力も大きかったのではないかなあ・・・。

帰りの電車の中で「楽しかったなあ」「美味しかったなあ」と
思い出しては、ひとりで心の中で呟いてばかりでした。

美味しい料理にはそういう化学反応を起こす力があるんだ、きっと。

前置きが長くなりましたが、先日お邪魔した「祇園 又吉」さんの
お料理が素晴らしく美味しかったので、ご紹介させていただきます。

 「祇園 又吉」
お店の名前は、書家 石川九楊氏が書かれたもの。

老舗旅館「炭屋」で料理長を務め、昨年3月に念願のお店を持たれた
「又吉」の若き料理人 又吉一友さんの料理はとても細やかで
素材の美味しさを存分に引き出した丁寧な味付け、そして季節感ある
美しい料理・・・最初の先付けで感嘆の声が上がって
(この時は、写真を撮るのは失礼かな・・と遠慮中の私、なので
先付けの写真はないのですが、次に出された煮物椀でクラクラっと
ブロガー魂に火が付きました。)

 椀物 甘鯛のみぞれ煮
刺身 
大根の細工が美しい 
 関鯖のお寿司 生姜のワイン煮(これ絶品) 
酒肴として楽しめる八寸
車海老の旨煮・サヨリの骨せんべい・助子入り鯛しんじょ。
湯葉と大徳寺麩の和え物。浜ボウフウの胡麻和え。このわた。
あんきもの鼈甲煮。たらば蟹の内子の塩辛などお酒が進みますな♪
大和芋と百合根の芋寿司 
水菜と茸のさっと煮 

この次に、鱈の白子の石焼が出たのですが写真撮り忘れ。
この頃には、次々に出される料理を堪能しながらも
至福の時間がいつまでも続くことを願って味わって(思い出しても♪♪)

鮒寿司とブルーチーズの味噌漬け  
 スッポンです。
ナマコです。


大根とお揚げの入ったご飯は土鍋で炊いたもの。美味しい!!

 デザートはフルーツと
ジブースト 

奈良京都と旅する方も多いと思いますので、京都でお泊まりの機会に
是非一度「至福のひととき」を味わってみて下さい☆

「祇園 又吉」

住所:京都市東山区祇園町南側523-8
tel: 075-551-0117
定休日:水曜日
営業時間:18:00~21:00L.O.(要予約)
おまかせコースは10500円、13650円、15750円
(私達がいただいたコースは10500円です。)

小さなホテル奈良倶楽部

「ノリタケデザイン 100年の歴史」展



「祇園 又吉」さんへ行く前に待ち合わせたのが京都文化博物館。

ここで開催されている「京都美術文化賞受賞記念展」をまず鑑賞。
受賞作家の一つの作品は、『京都素敵二人組』のお一人である、
美術館学芸員のY氏個人所蔵のもの。

それから同じ館内で開催中の「ノリタケデザイン100年の歴史」展へ。

~オールドノリタケからディナーウェアまで~という副題がありますが
オールドノリタケを見るのが楽しみで、割合軽い気持ちで入ったのですが

すごい~!この展覧会見応え十分ありすぎですよ!

中でも秀逸なのが、色鮮やかな美しい『画帖』の展示です。

このデザイン画帖、当時の営業活動に使われたセールスブックなのですが
現物の商品を紙の上で手書きで精巧に表現したとても美しいものなのです。

そこに描かれている皿や壷の絵だけで充分独立した美しさが表現されていて(額装されているのもありましたが)まさしく額にいれて飾っておきたいと思うほどの素晴らしいものでした。

この展覧会では・・・
これが初公開となる色鮮やかで美しい画帖を軸に、
西洋の華やかな装飾図案と 日本の優れた技術から生み出された
繊細華麗なテーブルウェアの数々の精華を展観し、
ノリタケチャイナの全貌とその魅力を紹介します。(パンフより)

何よりも、いいものを作る!というノリタケの情熱や熱意みたいなものが
ガンガン伝わって、とてもすごいエネルギーをもらえたような気がしました。

美を極める、美を追求する、美を昇華させる・・・
それにしてもオールドノリタケの職人技の素晴らしさ!藝術の極みですね。

「ノリタケデザイン 100年の歴史」

会期:2009年1/6~3/15
時間:10:00~18:00(毎週金曜日は19:30まで)
休館:月曜日(月曜日が祝日の場合はその翌日)
場所:京都文化博物館


・・・・・・・・・

実は奈良倶楽部で使っている食器もすべてノリタケチャイナです。
20年前、このお店を始めるにあたって、当時住んでいた東京から車で
厚木のノリタケの工場直営ショップまで買いに走ったのが懐かしいです。

今年20周年を機に食器を見直そうかとも思っているのですが
とても丈夫でシンプルな魅力のノリタケチャイナも捨てがたく
この展覧会を観たら、もうこのまま大事に使っていきたいと思っています。


小さなホテル奈良倶楽部

2009年1月28日水曜日

幸せな犬♪

・・・です。きっと☆
毎朝の散歩・・・奈良公園を独り占めの犬。


大仏殿裏講堂跡にて 

 東塔跡にて
     

・・・そんなことを思ってる私も幸せな飼い主だけど。


節分の日に焚き上げてもらう古いお札を持って、今朝は二月堂まで。

↑ 朝早くは一面霜に覆われていた。

犬は二月堂の下でお留守番。



二月堂のお守り授与所のところには「福寿豆」が販売されてました☆
お代金200円は隣の箱に入れて・・・なんて本当にのどかですね!
「まほろば・・つれづれ日記」 さんに教えていただいたのですが。

夫婦二人暮しの我が家だけれど、お豆さんの数だけは結構たくさん。
一袋で足りるかなあ・・・。
このお豆さんは節分までのわずかな期間しか販売されてなくて
なくなり次第終了になるそうです。
お尋ねしたら、もうここに残っているだけだそうですよ。お早い目に。

小さなホテル奈良倶楽部

2009年1月27日火曜日

2月のお出かけ情報


あっという間に1ヶ月が経ってしまいました。
月末近くになって翌月のお出かけ情報をアップする頃になると
月日が流れるように過ぎていくことに、毎月のことながら
日々の雑事に追われて何もしていない何もできていない自分を反省。
(といっても一瞬ですが^^)・・・前置きがぼやきになってきましたが。。。

では今月も「お出かけ情報」のご案内、いってみましょう~!!

まず「伝統行事」についてですが、2月は大きく分けると

・2/3の節分の行事「鬼追い式」や「豆まき」や「星祭」など
・五穀豊穣を願う農耕神事の「お田植え祭」や「おんだ祭」など
 (これは各神社によって日にちが違う)
・2/6の厄除けの「初午法要」
・悔過法要である「修二会」の行事(各寺によって日にちが違う)
・東大寺二月堂修二会本行(3/1~3/14)前の「別火(べっか)」の行事
 (2/20~2/28の期間)
・その他の伝統行事

・・・・などがありますが、

お客様が奈良に滞在されるスケジュールを考慮して
ここでは、日付順に記していきます。

また奈良倶楽部ご宿泊のお客様向けに書いている立場上
夜の行事で遠方にて行われるものは省略しています。
(それでも自分が興味を持ったものは書いていますが)

では「節分」行事以外の(節分については下段にアップします。)
2月に行われるイベントや伝統行事をご案内します☆

◇2/1~3/14 10:00~約15分間 「鹿寄せ」◇
 場所:奈良公園飛火野 春日大社参道南側
 問合せ:奈良の鹿愛護会(tel:0742-22-2388)

◇2/1 當麻寺中之坊「護摩祈祷だらにすけ加持会」◇
 護摩の炎で災いを焼き尽くし所願成就の祈祷が行われる。
 問合せ:當麻寺中之坊(tel:0745-48-2001)

◇2/1 14:00~飛鳥坐神社「おんだ祭」◇
 農耕の所作を演じた後、天狗とお多福が夫婦和合の姿を演じる。
 子宝に恵まれるといわれる“福(拭く)の神(紙)”が
 最後にまかれて参拝者はそれを奪い合う。
 五穀豊穣、子孫繁栄を祈る神事、天下の奇祭とも言われる。
 問合せ:飛鳥坐神社(tel:0744-54-2071)

◇2/1 4:30~登弥神社「粥占い(筒粥祭)」◇
 何と!早朝の4:30から細い竹筒を入れた大釜で小豆粥を炊き
 37本の竹筒それぞれの中に米や小豆の粒がいくら入ったかで
 収穫する37種類の作物の豊凶を占う神事。
 奈良市指定の無形民俗文化財です。
 問合せ:奈良市観光センター(tel:0742-22-3900)

◇2/1~2/3 法隆寺「西円堂修二会」◇
 西円堂本尊薬師如来に祈願する薬師悔過の法要
 問合せ:法隆寺(tel:0745-75-2555)

◇2/1~2/3 霊山寺「修二会」◇
 1300年の歴史を持つ霊山寺に受け継がれた薬師悔過の法要
 問合せ:霊山寺(tel:0742-45-0081)

◇2/2 石上神宮「玉の緒祭」◇
 問合せ:石上神宮(tel:0743-62-0900)

◇2/5~2/7 三輪恵比須神社「三輪の初えびす」
 日本最初の市場、海石榴市の伝統を伝える行事。
 問合せ:三輪坐恵比須神社(tel:0744-42-6432 )

◇2/6 10:30~ 大神神社「おんだ祭」◇
 拝殿向拝を田に見立てて行われるお田植え神事
 問合せ:大神神社(tel:0744-42-6633)

◇2/6 「初午法要」◇
 奈良市内では慈眼寺(tel:0742-26-2936)
 県下では松尾寺(tel:0743-53-5023)が我が家的には有名。
 厄年には厄除け祈願のはしごをした思い出が・・・。

◇2/8 13:00~ 浄見原神社「国栖奏(くずそう)」◇
 応神天皇が吉野の宮を訪れたとき、国栖地方の里人が
 一夜酒と歌舞でもてなした故事に因む行事。
 県指定無形民俗文化財。
 問合せ:吉野町観光商工課(tel:0746-32-3081)

◇2/8~2/14 長谷寺「修二会」◇
 問合せ:長谷寺(tel:0744-47-7001)

◇2/10 14:00~大和神社「お田植え祭」◇
 問合せ:大和神社(tel:0743-66-0044)

◇2/11 14:00~15:00 廣瀬神社「砂かけ祭り」◇
 砂を雨になぞらえ、豊作を願って激しい砂かけ合戦が行われる。
 参拝には砂よけビニールをお忘れなくということだそうです。
 問合せ:廣瀬神社(tel:0745-56-2065)

◇2/11 「竹送り」
 東大寺二月堂のお水取り関連の行事は後日詳しくアップ致します!
 昨年の「竹送り」のブログ内記事はこちらをご覧下さい。 

◇2/14 16:00~ 長谷寺「だだおし」◇
 ほら貝や太鼓が打たれる中をだだおしの鬼が大松明をかついで
 走り回る行事です。
 問合せ:長谷寺(tel:0744-47-7001)

◇2/15 10:00~興福寺「涅槃会」◇
 涅槃画像を掲げ釈迦の遺徳を偲ぶ行事。
 涅槃図は16:00まで公開されている。
 問合せ:興福寺(tel:0742-22-7755)

◇2/17 10:00~橿原神宮「祈年祭」◇
 問合せ:橿原神宮(tel:0744-22-3271)

◇2/19 石上神宮「祈年祭」◇
 問合せ:石上神宮(tel:0743-62-0900)

◇2/22 鏡作神社「おんだ祭り」◇
 問合せ:鏡作神社(tel:0744-32-2965)

◇2/25 14:00~15:00 菅原天満宮「おんだ祭」
 神輿倉の前で狂言形式で奉納される農耕神事
 問合せ:菅原天満宮(tel:0742-45-3576)
 ※菅原天満宮では「盆梅展」(2/8~3/8)も開催中です。

・・・・・ふう~、本当に盛り沢山なこと☆
こうして記事をアップしながらも、ほとんどの行事を知らない自分がいて
もっと足を運んでレポをお伝えしたいと思いつつも
大きい行事のある時はこちらも忙しいし・・・中々思うようには・・^^;

節分行事については下の日記にまとめてみましたのでご参考下さい。
二月堂修二会についてはまた後日・・・☆
   

節分の日の行事*あれやこれや


2/3の節分の日の行事を時間を追ってご案内致します☆

まず、奈良倶楽部から徒歩圏内・ご宿泊の方向けのコースです。

◇10:00~二月堂で古いお札の焚き上げが行われる。
       前日までに二月堂受付に古くなったお札を持参しておくと
       浄火で焚き上げてもらえます。

◇11:00~手向山八幡宮「お田植え祭」 
       巫女を先頭に牛に扮した牛童、翁の面をつけた田主が
       拝殿を田に見立て古式ゆかしく農耕儀礼を行う。

◇13:00~元興寺「柴燈護摩会」
       山伏姿の修験者による火渡りの行が行われる。
       一般参拝者も渡ることができますので是非どうぞ!
       昨年見学した記事はこちらに。

◇14:00~二月堂「豆まき」
       二月堂の舞台から福鈴と福寿の豆まきが行われます。
       トップの画像は一昨年のものですがかなりの人出で早くから
       舞台下に行ってないと豆を取ることはできないです。
       元興寺の行事との掛け持ちはちょっと無理かもしれません。

◇15:00~元興寺「豆まき」
       火渡り行事のあとに行われる豆まき

◇16:30~春日大社「節分万燈籠」
       境内約3000基の燈籠に火が灯され幽玄の世界が広がる。

◇17:30~春日大社 直会殿で舞楽奉納

◇19:00~興福寺「鬼追い式」と「豆まき」
       ほら貝を合図に6匹の鬼が現れ、毘沙門天、大黒さんが
       鬼を追う。その後福引入りの豆まきが行われる。 

次に、電車に乗って少し郊外で行われる節分行事をご案内します。  

◇11:00~大神神社「節分祭」  
       ご神体山の三輪山にちなみ「福は山」というかけ声で
       豆まきが行われる。

◇13:00~金峯山寺「節分会」 
       吉野の金峯山寺には節分で追われた鬼たちが全国から
       集まってくる。鬼の調伏式では「福は内、鬼は内」と
       唱えられる。13:00より豆まきが行われる。

◇14:00~、15:00~西大寺愛染堂で星祭法要の後「豆まき」

◇18:00~帯解寺「節分星祭」
       福豆の授与もあります。

◇19:00~法隆寺西円堂「追儺式
       黒鬼・青鬼・赤鬼の順に羅生門から現れ持っていた松明を
       群集めがけて投げ、最後に毘沙門天によって追い払われる。

「節分」・・・立春を前に、一年の邪気を祓い福をわけていただきに
さあ、今年はどこへ出かけましょうか・・・☆

小さなホテル奈良倶楽部

2009年1月26日月曜日

大和野菜でおもてなし~「粟 ならまち店」

新しくオープンした「粟 ならまち店」に行ってきました。

こちらのお店は、奈良の伝統野菜である大和野菜の研究、栽培、保存に
努めていらっしゃる「清澄の里 粟」の二号店になります。


お昼のコースは3種類。

私は、お手頃価格の「清澄の里御膳」(1900円)をいただきました。
同行の友人は「収穫祭御膳」(2900円)をチョイス。
こちらは「清澄の里御膳」に大和牛の料理がプラスされた内容になります。
(※3900円のコースのみ要予約)

まず最初に大和野菜の籠盛が出てきます。

画面左下の三日月形のお皿には・・・
・絹豆腐のバルサミコ酢ソース・自家製の蒟蒻・奈良県産大豆100%の湯葉。この湯葉の上にかかってるのが仏掌芋(ぶっしょういも)のトロロです。
このお皿の上には紅丸大根と赤大根のサラダ。
右回りに蓮根のたかきび味噌。
大和まなの胡麻ソース。
真ん中の黄色の野菜はまさかりカボチャの煮物です。
そして手前にブルーベリーの生ジュース。
隠れて見えないけれど、その上に ソウメンカボチャの甘酢があります。

いやあ、どれもこれも美味しい!見た目で楽しみ、そして
このお料理の中で使われている伝統野菜を説明しながら見せて下さいますので 耳からも楽しめます!

調理前の伝統野菜は
大きい方が赤大根、小さい方が紅丸大根。
こちらはソウメンカボチャ

次に出てくるのは
ノーダンルビーと赤葱とフキノトウの天ぷらと
菊芋、烏幡(ウーハン)、赤蕪、今市蕪、シャドークィーンの煮物椀。


こちらのお料理にも使われている野菜を見せていただきました。

紫色の野菜がシャドークイーン。赤色がノーダンルビー。
白色が菊芋になります。

2900円のコースには大和牛を使ったお料理が。

画面左より、ユッケ、タタキ、しぐれ煮です。
どれもこれもとろけるように美味しい!!

この後、黒米のご飯に大和芋のトロロ、お味噌汁と
お漬物(みどり大根、アヤメユキ、白菜)が出てきます。


そして最後はデザートとコーヒー。
デザートの一皿はラズベリーシャーベット、柚子アイス、
奈良県産のキウィです。

んん~満足~♪こちら「ならまち店」は観光にも便利な立地にあり、
奈良町の古民家のたたずまいや、大和野菜や大和牛といった
奈良県産に拘った食材を使った地産地消のおもてなし。
きっとご宿泊のお客様にも喜んでいただけると思います。

店内の雰囲気はこんな感じ↓

     
          

次は夜のコースをいただきに又訪れたいと思ってます♪

「粟 ならまち店」

住所:奈良市勝南院町1
TEL: 0742-24-5699
営業時間:昼 11:30~16:00(ラストオーダー15:00)
       夜 17:30~22:00(ラストオーダー21:00)
定休日:毎週火曜日
駐車場:無し(近くにコインパーキング有り)

お昼の営業時間が長いのも、夜遅くまで開いているのも
旅行者にとって 嬉しいことですよね!

小さなホテル奈良倶楽部